スマートフォンについて
スマートフォンは携帯電話・PHSと携帯情報端末(PDA)を融合させた携帯端末で、通常の音声通話や携帯電話・PHS単独で使用可能な通信機能だけでなく、本格的なネットワーク機能、PDAが得意とするスケジュール・個人情報の管理など、多種多様な機能を持つ。(ウィキペディアからの引用)
とは言え、実際のところスマートフォンにそれほど明確な定義はなく、PDAに携帯電話やPHS、無線LANなどの通信機能を内蔵したものぐらいの認識でよいと思います。
スマートフォンのOSはWindows MobileやSymbianといった携帯情報端末向けのものを採用しています。
それらのOS専用に開発されたアプリケーションソフトなども動作するため、好みに応じて機能をカスタマイズできるといった特徴もあります。
スマートフォンの「スマート」は「細い」とか「スリムだ」と言う意味ではなく、英語本来の「気が利いている」「かしこい」という意味。
スマートフォンは欧米のビジネスマンを中心に普及し進化してきました。
携帯電話が進化してきた日本ではこれまでスマートフォンと呼べるような製品がほとんど存在しませんでしたが、最近ではNTTドコモのFOMA M1000(モトローラ製)、やボーダフォンの702NK(ノキア製)、ウィルコムのW-ZERO3(シャープ製)など、スマートフォンと呼べる製品が相次いで登場しています。
なかでもW-ZERO3はウィルコムの「W-SIM」と呼ばれるPHS通信モジュールや無線LAN機能が内蔵されているだけでなく、VGA表示が可能な3.7インチの液晶ディスプレイ、パソコンと同じQWERTY配列のスライド式キーボードが搭載されるなど常に品薄が続くほどの人気ぶりです。
しかし、携帯電話がスマートフォンに機能的に劣っているかというとそうでもありません。
通常の携帯電話でもプロバイダーや会社のメールの送受信ができますし、パソコン向けホームページを閲覧できるフルブラウザ、ビジネス文書を閲覧できるドキュメントビューアーなどの機能も搭載されています。さらに機種によっては、パソコンとスケジュールをシンクロ(同期)させる機能も用意されていますし、機能的には携帯電話もスマートフォンもあまり変わらなくなりつつあります。
ただスマートフォンが携帯電話とは違った魅力を持つということも事実です。
もしあなたがビジネス向けの機能を重視するのなら、携帯電話との併用を含め、一度検討検討の余地があると思います。
以上スマートフォンについてでした。